群馬県片品村への観光客数は、スキーブーム真っ只中であった平成4年の387万人をピークに、令和元年には178万人と、約54%減少しています※。一方で、片品村の自然は世界に引けをとらない稀有な環境です。そこで、スカイランニングが片品村の地域活性・観光回復・スポーツ振興の一助になればと考え、2015年から片品村の各地域で山岳レース、スノーランやマラソン大会を開催。「スカイランニング」×「観光事業」=「スカイランニングツーリズム」として、片品村を再訪するファンを増やし、片品全体を盛り上げいくことを目的に、「KATASHINA MOUNTAINS SERIES」としてシリーズ化してきました。世界に引けを取らない片品の自然を、山岳スポーツを愛する人たちと地元の人たちが理解し合いながら利用し、守っていく、そういった人的交流を文化として根付かせていくためには、行政・地域・企業との連携が欠かせません。より一層連携を強化し、「リジェネラティブ・ツーリズム(再生型観光)」により片品村の地域活性に貢献するべく、この度法人化する運びとなりました。※参照:片品村「尾瀬の郷 片品村人口ビジョン」および、群馬県「令和元年 観光入込客統計調査報告書 」